1 :一般人φ ★:2011/11/18(金) 00:43:22.28 ID:???
南極周辺に生息していた世界最古のクジラが発見された。
多数の化石が発掘されている南極半島の堆積層から、長さ60センチのクジラのアゴ骨が見つかったという。
クジラの推定全長は最大6メートルで、口いっぱいに歯が並び
おそらく巨大なペンギンやサメ、大きな硬骨魚を 食べていたと考えられる。
そのような動物の骨もアゴ骨と一緒に発見されている。
古代クジラが南極の海域を泳いでいたのは、およそ4900万年前の「始新世」だ。
研究チームの一員でスイス自然史博物館の古動物学者トーマス・メールス氏は
「哺乳類の祖先が完全水生のクジラへと進化した時期は、
従来の想定よりもかなり早かったようだ」と話す。
通説では、5300万年前のクジラによく似た半水生哺乳類が進化を遂げるには、1500万年を要したと考えられてきた。
ところが、今回の発見により、このプロセスに必要な年月はわずか400万年だったことが判明した。
「海中生活へ完全に適応すると、すぐに世界中の海に広がっていった。
クジラへの進化の道筋が“大成功”だった証しだ」
◆古代クジラがいたのは暖かい南極
メールス氏によると、古代クジラには冷たい海水も障害にならなかったという。
ただし、始新世のころの南極は現在よりもはるかに暖かかった。
「当時の南極大陸は緑の森に覆われ、恐竜時代を生き延びた有袋類や哺乳類が暮らしていた」
とメールス氏は述べる。
「海岸にはペンギンの群れがいくつも存在し、中には巨大ペンギンもいた。
海の水はまだ暖かく、オサガメや多様なサメの住処だった。
そこを古代クジラも泳いでいたのだ」
今回の研究成果は、7月にイギリス、スコットランドの首都エディンバラで開催された
「第11回国際南極地学シンポジウム(ISAES)」で発表されている。
▽画像 南極に生息していた世界最古のクジラの想像図。
Illustration courtesy Marcelo Reguero via AFP/Getty Images
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/oldest-antarctic-whale-found-evolution_43538_big.jpg
▽記事引用元 National Geographic News(November 17, 2011)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111117001&expand#title
2 :名無しのひみつ:2011/11/18(金) 00:47:56.14 ID:/DpIMdtu
>クジラの推定全長は最大6メートルで、口いっぱいに歯が並び、おそらく巨大なペンギンやサメ、大きな硬骨魚を
>食べていたと考えられる。
節子、それクジラやない、シャチや。
オーストリア―ウィーン・ザルツブルク (いい旅・街歩き)
南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)
引用元 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1321544602/続きを読む