そんなSF映画みたいな技術を米カリフォルニア大学バークリー校の西本伸志研究員らのチームが開発し、米専門誌カレント・バイオロジーに発表した。
西本さんらは機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使い、人が動画を見ている時の血流の変化などの脳活動を記録。血流の状態と映像との関係をモデル化し、1800万秒(5千時間)の動画を組み合わせて復元するプログラムをつくった。
3人の協力者が映画の予告編を見ているときの脳活動の記録を入力したところ、その予告編によく似た動画ができた。ややぼんやりしているが、人物が映ったときは人物らしきものが現れた。
ほかにも砂漠でゾウが歩いているシーンでは、黒い固まりが移動する光景が見えた。再構成された画は、http://newscenter.berkeley.edu/2011/09/22/brain-movies/で見ることができる。
人の心に映るものを再現するシステム
http://www.asahi.com/science/update/0930/images/TKY201109290673.jpg
▽記事引用元 : 朝日新聞 2011年10月2日14時7分
http://www.asahi.com/science/update/0930/TKY201109290669.html
Current Biology
Reconstructing Visual Experiences from Brain Activity Evoked by Natural Movies
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822%2811%2900937-7
*依頼ありました。 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1313397998/210
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